鎌倉時代には既に湧出し、数百年の歴史が流れる「白骨」。小説の舞台として名を馳せ、多くの文人墨客に愛されてきた秘湯です。歌人・若山牧水をはじめ、斉藤茂吉、与謝野晶子、三好達治などの残したうたは、今も人々に親しまれています。小説家・中里介山は、大正初期、小説「大菩薩峠」(白骨の巻)にて、当時白舟(シラフネ)とも呼ばれていたこの温泉を、白骨の名で世に馳せ、そのまま一般通称となりました。
古来より冷泉的効能を慕われた白骨温泉は、胃腸病に特に効能を持ちます。そのためいつしか「3日入れば、3年風邪をひかない」とも伝わりました。かけ流しの豊富な湯量と四季折々の風情も疲れた心身を優しく温めてくれることでしょう。
白骨温泉の旅館・ホテル
小説「大菩薩峠」のゆかりの湯宿。自家源泉から直引きの天然温泉掛け流し。独特の乳白色の温泉は飲用すると特に胃腸病に効果が豊かとされています。お食事は信州の旬の素材と山海の幸。
古くから秘湯の宿として知られる泡の湯。源泉掛け流しの白濁した豊富なお湯は、じっくりと入っていただくと温浴効果が高く「3日入れば3年風邪をひかない」といわれ、神経痛、冷え症などに効き身体が芯から温まります。
渓谷の高台に佇む近代的な設備を備える旅館。野趣あふれる露天風呂からは四季折々の自然の景色と夜はプラネタリウムのような満天の星空を眺めながら入浴できます。お食事は、当館名物豆乳仕立ての「白船鍋」をベースに、四季折々の食材に技を添え、丁寧に盛りこみました。目にも楽しく、食してご満足いただけますよう真心こめた四季折々のお料理をご賞味ください。
高台に位置し見晴が良い当館は、自然林に囲まれリスや野鳥の楽園です。部屋の窓をあければ、季節によって鳥の鳴き声も様々。湯量豊富な敷地内に湧く自家源泉は、加温も加水もしていない極上の泉質をご堪能いただけます。
白骨温泉の渓谷、湯川と湯沢の合流点にあり、湯川にかかる白骨温泉名物の「私設のつり橋」を渡って入る宿です。乗用車も渡れる木のつり橋は今では珍しいものです。白骨温泉湯川渓谷の自然美は四季を通じてお楽しみいただけますが、特に新緑と紅葉の季節は格別です。山奥の秘湯「白骨温泉」で、のんびりと日頃の疲れを癒してください。